SUMIKOの「ブロマガもまったりお送りしております?」

二日に一度ゲーム実況動画をあげています。ニコニコからはてなブログへ引っ越してきました。

【GMOD】オリジナルマップを作ろう(HAMMER入門)第二回

HAMMERの基本操作①

まずは、HAMMERで簡単にマップ作りの流れを覚えましょう。
上部のメニューから「FILE」→「NEW」を選びます。



すると、以下のような画面が出てきます。



各ウインドウの大きさは境界線付近にカーソルをあわせると変えられますので、バランスよく配置しなおしましょう。

3Dモデリングソフトなんかを使っている人にはおなじみのウインドウですが、はじめての方用に簡単に説明すると



立体を三方向からとらえて、立体をつくっていきます。
はじめての方にはとっつきづらいかもしれませんが、慣れればそうでもありません。

さて、では、床をつくってみましょう。
まずは、テクスチャ(素材)を選びます。




右の方に「browse」というボタンが見つけられるでしょうか。(①のところ)
これをクリックすると、テクスチャ選択画面がでます。
何でもいいので、選んでダブルクリックしましょう。(ここでは②のテクスチャを選びました。)


すると、テクスチャの画像が選んだものに変更されたと思います。
ここで選択されたテクスチャがこれから作る床面に貼られることになります。

左に並んでいるボタンから「ブロックツール」を選びます。

ブロックツール(Block Tool)
立体を配置します。壁や床、空や天井を作るのに使います。
(ショートカットはSHIFT+B)

上面図に適当な正方形の床をドラッグアンドドロップでつくります。



この時、サイズが表示されるのでそれを参考につくってください。(ここでは、896×896でつくりました。)
このとき、側面図または正面図で厚さも調整できるのですが、今回はこのまま(64)でいきます。

最後にENTERを押せば、先ほど選んだテクスチャを貼ったブロック(床)が作成されます。

できた立体を、カメラを動かして立体図で確認してみましょう。
カメラは各画面(立体図、正面図、側面図、上面図)で動かせるので、まずは、動かしたい図をクリックしてから操作します。

ざっくりと

・スペースキーを押しながらマウスをドラッグ
(立体図なら視点回転、その他の図なら平行移動)
・WASD(立体図の平行移動)
・カーソルキー(立体図の視点回転)
・ホイール(ズーム)

などで、操作できます。

この辺は実際に操作してみた方がわかると思います。


もしも、このようにテクスチャがはられていないブロックが表示されていたら
・・・これは、立体図がワイヤフレーム表示になっている可能性があります。

立体図をクリックしてから、上部メニューから「VIEW」→「3D Textured Polygon」を選んでみてください。



テクスチャ―表示できました。
ちなみに、この操作は、上面図、側面図、正面図でもできますが、たぶん、これらの画面はワイヤフレームが一番見やすいと思うので、ボクは変更しません。必要に応じておこなってください。

では、最後に、プレイヤーの初期配置(スポーン地点)を設定しましょう。

エンティティツール(Entity Tool)
初期配置やプロップ、各種トリガーなどを配置するツール。
結構使用用途が広そう。
(ショートカットはSHIFT+E)


エンティティツールを選択し、「立体図の好きな場所」をクリックしてください。場所が決まったら、ENTERで決定します。



こんな立方体が表示されているでしょうか。
これをマウスホイールでズームすると・・・


こうなっていると思います。
ここがプレイヤーのスポーン地点となります。
複数配置すれば、ランダムでどこかからスポーンします。

このとき、もしも、スポーン位置が床にめり込んでいたり、空中に浮いてしまったり、もしくは、思った位置に行かなかった場合は・・・・

選択ツールをクリックしたあと、ドラッグすることで移動させることができます。(浮いてしまったり、めり込んでしまったときには、側面図や正面図を使うといいでしょう。)

選択ツール(Selection Tool)
配置したブロックやエンティティを選択するツール
(ショートカットはSHIFT+S)

ここで一度、マップをGMOD上でテストしてみましょう。

まずはセーブを行ってください。
「FILE」→「Save」をクリックします。
(Save...は上書き保存、Save as...は別名保存)

適当な場所(どこでもいいです)に、名前(これがマップ名になります。かならず半角英数で)をつけて保存しましょう。

セーブが終わったら、
「FILE」→「Run Map...」をクリック。



たぶん、ほぼデフォルトで大丈夫ですが、「Don't run the game after compiling」はチェックしてください。
ガイドによると、ここをチェックしないと、マップのロードに時間がかかり不具合が発生することがあるそうです。

「OK」でコンパイル(マップ生成)がはじまります。

最後の「Copy to Clipboard」ボタンが表示されればコンパイル終了です。
特別なテクスチャを使わない限りは、マップはGMODのMAPフォルダに入ると思いますので、そのままGMODを起動しましょう。

(この辺未検証ですが、CS:Sテクスチャを使うと、GMODではなく、COunter StrikeのMAPフォルダに入ることもあるようです。その場合は、マップをGMODのマップフォルダに移動する必要があります。)

GMODの画面です。

自作マップは「Other」カテゴリに入るようです。
先ほど、保存した時に決めた名前のマップがあると思います。
(この時は「tutrial」という名前で保存しました。)


何もない空間に床だけがある不思議空間ですが・・・
とにかくこれでマップ作りの第一歩を踏み出しました。


さて、次回はこのマップに空を配置してみます。
スモールステップで解説していければと思っています。

なお、不定期ではありますが、生放送でのHAMMER放送も行っています。
こちらは、解説動画観ながらのGdGd放送となっていますが、興味があればどうぞ。


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